diamondwaterの観劇日記

舞台、映画、展覧会、各種イベントに参加した記録、感想などをまとめています。

旅の小技集

​ 遠征文化のある趣味にはまっている人たちは、程度の差はあれとにかく旅しまくっていることかと思います。私もご多分に漏れず、鞄ひとつで新幹線に飛び乗って日帰り遠征とかしてる口です。
 そうすると、自然と身についてくるんですよね、旅に関する小技が…!金券ショップの底値だとか、各種ポイントやマイルを旅費に回す方法とか。まーとにかく細かいことなので、自分でも忘れてしまいそうなこともあり、今後のためにまとめておこうと思い立ちました。
 というわけで、下記にまとめてみます!「間違ってるよ」「他にもこんな技あるよ」などあったら教えてくださ~い。

 

【前提】

  • 個人的に高速バスが超苦手なためバス利用に役立つ情報はゼロ。私、車酔いする体質なのよ…。
  • LCCも成田や関空等までの距離が辛くて東京~大阪間では使わず。使うのは博多座に行くときだけよ!
  • 入り出はしないので、朝早くついたり劇場に近かったりという点は考慮してません。
  • 東京が基点の情報です。
  • ポイントに支配されない生活を送ることを心がけています。ポイントのために何か買う、ではなく、生活必需品購入の副産物として貯まったポイントを遠征に活用する、というふう。私はポイントのために会費はほぼ払ってませんし、分割払いも絶対しません。基本一括払い。カード払いは借金の一種という気持ちを忘れずに。

 

 1.各種ポイントを貯める

A)ポイントを貯める前に…
 当たり前のことですが、ポイントの貯める前に行っておきたいのは、下記の3つ。

イ.メインで使用する航空会社を決める。
ロ.メインで使用するカードを決める。
ハ.交換プログラムを活用し、ポイントを集約していく。

 富の蓄積がより大きな富を生み出す、分散させるよりも集約させたほうが何事も効率がよい、ということで。
 私の場合、メインの遠征手段は第一選択肢が飛行機、第二選択肢が新幹線。航空会社はANAANAはヅカとコラボすることも時たまあったので。

【私のポイント最終到達点】
ANAスカイコイン
びゅう商品券

 スカイコインへ直接交換できない場合、1マイルからスカイコインに変更できるのでマイルへ交換しています。マイルにも交換できない場合は別のポイントを経由してでもANAマイルorスカイコインに集約。交換レートが低くても気にせずANAマイルorスカイコインへ集約!脇目をふらずに集約、集約!(何の宗教)

 

B)遠征に役立つカード&ポイント

 では、どんなカードを使用すると遠征がお得になるのか?私自身まだ試行錯誤中なものの、とりあえず、今現在の布陣を下記に列挙。基本は年会費無料で、かつ、旅費にあてられるポイントがついたり、チケット購入に有利になるカードだよ。


楽天カード ⇒ ANAマイルが貯まる/宿泊費に充当できる
【年会費】タイプによる。私が持っているタイプは無料。
【お得な点】1.ポイントを宿泊費に充当できる、2.かなり細かい単位でANAマイルに交換できるので死にポイントがほぼ出ない。
【ポイント概要】1ポイント1円、もしくは、2ポイントを1マイルに交換できる。
【デメリット】
宣伝メールの量が半端ない。期間限定ポイントは他ポイントへ交換できない。

 

JCBカード ⇒ ANAマイルorスカイコインが貯まる
【年会費】タイプによる。私が持っているのは、定期券を兼ねた東京メトロ提携タイプで、年会費無料。
【お得な点】1.チケット先行販売がある、2.貸切公演チケットを購入できる、3.さりげなくANAマイルorスカイコインを貯められる
【ポイント概要】OkiDokiポイント。ANAマイル、もしくは、nanacoポイントを経由してANAスカイコインへ交換可能。
【デメリット】
そう大してポイント貯まりません。年に1回程度交換してる。


ToMeCard ⇒ ANAマイルが貯まる
【年会費】タイプによる。私の持っているタイプは無料。
【お得な点】電車に乗ってるだけでポイントが貯まる。
【ポイント概要】メトロポイント。ANAマイル、もしくは、nanacoポイントを経由してANAスカイコインへ交換可能。
【デメリット】
そう大してポイント貯まりません。年に1回程度交換してる。


nanaco ⇒ ANAマイルorスカイコインが貯まる
【年会費】無料。
【お得な点】日々の生活しているだけで貯まる。
【ポイント概要】500ポイントでANA250マイル、もしくは、450ANAスカイコインに交換できる。
【デメリット】
そう大してポイント貯まりません。年に1回程度交換してる。

 

VIEWカード ⇒ びゅう商品券に交換すると新幹線代に充当できる

【年会費】タイプによる。私が持っているLUMINE提携版の場合、年会費1,000円。LUMINEで買い物する際は常に5%OFF。
【お得な点】新幹線代に充当できる。
【ポイント概要】400ポイントで1,000円の「びゅう商品券」に交換できる。
【デメリット】
1.すぐに還元されるとはいえ、会費がかかる、2.びゅう商品券はJR東日本の「みどりの窓口」でしか使えないので、旅立つ前に窓口で切符を買っておく必要がある。商品券使用後の残りは現金でしか支払えない。ただし新幹線切符は乗車券と特急券に分かれているので、大抵どちらかはカードで支払えます。そうするとまたポイントが貯まるというカラクリ笑。


Stacia(宝塚友の会カード) ⇒ ムラ遠征時のお弁当が少し安く買える笑
【年会費】ご存知、友会カード。友会(WEB会員)1,500円+VISAクレジット年会費1,312円=2,812円。VISAクレジット年会費のほうは年に1回どっかの店舗でクレジット利用をすれば無料になるので私は一度も納付したことがない。また、友会年会費のほうも平日夜公演が500円OFFになったりするのでいつも会費分はペイしてる。
【お得な点】1.友会だけでなくVISA貸切公演にも申し込める、2.キャトルでCDやDVDが5%OFFになる、3.1ポイントから使用できるので期限切れが怖くない、4.関東在住でも遠征時、阪急でお弁当を買うならポイントを使える笑。
【ポイント概要】1ポイント1円で阪急阪神グループでのお買い物に使用できる。
【デメリット】
関東在住だと大して貯まらないし、活用先も限られる。

 

ポイントについては、以上です。
日々ポイントの勢力図が変わっていくので、あくまで「現時点」での評価なので悪しからず。


2.その他、小技
交通費・宿泊費にカードポイントを充当することは、前項にまとめました。では、他にどんな小技があるのか?ますます小手先感がアップする小技を下記にまとめます。

A)(当たり前だけど)出来るだけ早く予約
B)(知ってるかもだけど)JR東海ツアーズや日本旅行などのプランを活用
C)「ぷらっとこだま」を活用
D)金券ショップを活用
E)(割と知らない人がいる)新幹線は途中下車できる!
F)青春時代を思い出す(つまり貧乏旅行をする)

A)については、これはもうみんな知ってる旅割のこと。早ければ早いほど安く、変な時間であればあるほど安い。これも詳細はスキップ。


B)については、オススメなのが、JR東海ツアーズの日帰りプラン。遠征するにあたり「泊まる必要あるのかな?」とふと思いついたのがきっかけ。Wして、その日のうちに帰ればいいじゃん荷造りしなくていいし宿泊代浮くし!みたいな。普通に行き帰りの新幹線切符を買うよりずっと安いうえに、おまけのお土産用金券がもらえて異様にお得になります。女性がハンドバッグひとつでぶらりと新幹線に乗りこむと注目されちゃうけど…まあ、いいんです。現時点では店頭でなくとも、送料無料でネットから発注できます。
1泊はするよという場合の宿泊+交通のパック旅行がオススメ。出張パックとか言われてるやつ。日本旅行とか、割とお安め。お宿にこだわらない人なら試す価値あるかも。私は拘りません!あっはっはー!!!しかしこの出張パック、確実に女性の遠征班を狙ってて、「女子旅スイッチ」というサイトに女性おひとりさま向けパックが特集されていたりします。こういうのの利用もいいですよね。


C)については、東京〜新大阪間を10,300円で新幹線に乗れます。ただし、こだま限定なので各駅停車!時間がかかります。さらに遅れて乗車できないと他の新幹線に振り替えできないので、全てがパアになります。パアになってる女子2人組を実際目撃したことがあります。寝坊だけにはお気を付けください。
因みに「ぷらっとこだま」については旅行代理店で購入するものなので、旅行券が使えます。金券ショップで入手してから買いに行くと数百円だけ節約できます笑。


D)については、言わずもがなですよね。回数券がバラで販売されているので多少安く新幹線に乗れます。それも回数券は指定席が利用できるので普通に切符を買うより絶対お得に決まっているというわけで。


E)については、割と知られてないですよね。

例えば、東京から遠征班して名古屋の中日劇場で観劇後、足を伸ばしてムラまで行きたいとき(例が異様に具体的)。乗車券は、東京〜新大阪分を買い、特急券は東京〜名古屋、名古屋〜新大阪と分けて買えば途中下車可能です。乗車券は101キロ以上の場合、数日間有効なので(有効期間はキロ数による)最低でも一泊はできます。上乗せとなる金額も3千円以内に収まります。そもそも名古屋〜ムラ間て鈍行で行けますもんね。名古屋 〜ムラは鈍行に変えてしまえば上乗せ額はもっと少なくて済みます。

 

F)については…「私、貧乏旅行は嫌!」という人は下記読み飛ばしてください。
 宿泊先を見直す。そのまんま。以前は、ビジネスホテルでお安いプランが色々あったんですけど、最近はアジアからのお客様でホテルが満杯ということでビジネスホテルは値上がってる印象です。
そこで思い出したのが、学生時代の貧乏旅行でお世話になったユースホステルやドミトリー。ヅカの場合は、ムラのすぐそばにドミトリーありますよね。東京にも大阪にも京都にも割と良い場所にユースホステルがありますし、もちろんドミトリーもあります。これ、一泊2〜3千円台で泊まれるのだから利用しない手はない!激安でもきちんと施設を選べば清潔で快適です。
 因みに私、ドヤ街にもラブホ街そばのカプセルホテルにも海外バックパッカー御用達の安宿にも泊まったことがある人間なので、そういう人間のオススメということをご留意ください。
 他にも関西地区はローカル電車の節約法が結構ありますよね、昼得切符とか。まあ数百円の世界ですけど、塵も積もればですから頑張ってみるのもありかも。


3.効果
 さて、こんなにもせこせこと努力して、実際のところ効果はあるのでしょうか。ちまっとですがあります。そう大したことしなくてもSS席分ぐらいはすぐ浮きます。日々の生きてるだけで観劇回数が増やせるならやる意味はあるんじゃないでしょうか。

 

4.これから…

 昔アメリカに住んでいたころ、数ドルでもカード払いをするアメリカ人に目を丸くしたものですが、今では日本も似たような状況になり隔世の感です。当時アメリカでは小切手払いをする人も多くて、大きくなったら私も小切手を切ってみたいと思っていたものですが、日本では小切手は全然普及しませんでしたね。なんでだろう~。大人になった今では、小切手の代わりにカード払いをする日々です。
 とはいえ、カード払いは借金の一種。なかには、借金を嫌い、敢えてカードを持たないという選択をされてる方もいらっしゃるでしょう。高所得者で税金対策が必要というのでもない限り、借金なんて損はあっても利はないですしね。金利が発生するリボ払いや分割払いなんてもってのほか!でも金利なしの一括払いで、カード支払いにするだけで年間数万円分の利が生じるのであれば、それは利用したくなるのも人情。というわけで、「絶対、一括払い」を肝に命じて、私はこれからもカードを使っていくと思います。